哲学の道 ポエムの路 水路閣
もくじ
❶(謎)なぜか有名なガイドブックに載っていない【水路閣】
❷【水路閣】スイロカク とは
❸ 本題!お伝えしたいオススメコース
銀閣寺〜哲学の道〜【水路閣】〜【ポエムの路(水路閣上の疏水(そすい))】〜蹴上駅
・おまけのつぶやき
なぜか有名なガイドブックに載っていない【水路閣】
まず不思議だったのが、筆者が購入していたガイドブック「ことりっぷ京都」「ことりっぷ京都さんぽ」に、【水路閣】が載っていなかったことでした。
その後、有名なガイドブックを書店でいくつか確認しましたが、
「るるぶ京都」「ソロタビ京都」「ココミル京都」の記事やマップにも【水路閣】自体が、いっさい載っていませんでした。(索引欄でも確認)
「まっぷる京都」でも記事はないですが、マップ上には【水路閣】の説明「赤レンガのレトロな建築物」とだけ出てました。(2022.06時点:著者調べ)
何か理由があって、載せてないのかとも思いましたが、
「まっぷる京都」のマップには【水路閣】が出ていたことから、ただ単に、ガイドブック界隈ではまだメジャーでなかっただけなのかもしれません。。。
著者は、Googleマップを眺めつつ観光先を探していたので、たまたま見つけることができました。
行ってみたところ、結構な観光客が来ていて賑わってにいました😳
聞くところ、ここは、
ドラマ(サスペンス系)のロケ地としてよく使われるらしく、また(けいおん)というアニメの聖地らしいです。
【水路閣】とは

水路閣(スナップ写真全て筆者撮影:202204以下同)
南禅寺境内にある琵琶湖疏水の水路橋です。境内の景観に配慮し、田邉朔郎が設計・デザインを行いました。レンガ、花崗岩造りのアーチ型の橋脚です。水路閣は、有名な観光スポットとして、多くの観光客が訪れています。レンガのアーチを間近に見ることができるほか、上部の水路に水が流れる様子も見ることができます。
琵琶湖疏水沿線魅力創造協議会HPより引用(下記HP)
【水路閣】は,明治23年(1890年)に建築されたレンガ造りのローマ風のアーチ橋の現存する〈近代史跡〉でした。
また、水路閣の上の水路は今も現役で、琵琶湖から水を運んでくれています!
お伝えしたいオススメコース
銀閣寺 〜 哲学の道(約2km) 〜
【水路閣】 〜【ポエムの路(水路閣上の疏水)】
〜蹴上駅
(ほぼ平坦な、約3、5kmの小一時間程度の気持ちのいいコース)
スタートはこちら、
■ 銀閣寺

銀閣寺
定番ですね!
銀閣寺(慈照寺)室町期から時空を超える風雅庭園の侘び寂びに癒される室町幕府8代将軍・足利義政が、祖父義満の造った北山殿(金閣寺)にならって建立した山荘、東山殿が前身。
2022版 | まっぷるトラベルガイドより引用(下記HP)
見事な枯山水などの庭園を散策。侘び寂びの世界を堪能します…。
そして、次に進むのは…
■ 哲学の道

哲学の道 入口部(銀閣寺側)
スタートは、銀閣寺の方から小川に沿って南下します。
筆者が訪れた時は、残念ながら、桜🌸の時期を過ぎていました。桜の名所でもあります。
京都【哲学の道】のんびりと歩きたくなる散策路観光エリアとしても人気の哲学の道。銀閣寺から熊野若王子神社まで続く、疎水沿いの約2kmの小路「哲学の道」の名前の由来は、哲学者の西田幾太郎が思惑にふけりながら散策したことから。川辺の並木道になっている哲学の道は、四季折々の風景が美しく、春の桜、夏の新緑、秋の紅葉は必見です。
まっぷるトラベルガイドより引用(下記HP)

哲学の道
美しく、のどかな風景が、2kmほど続きます。

哲学の道
桜や紅葉の時期は、さらに素晴らしいんだろうな…と思い哲学的に(?)歩きました。
「哲学の道」を出て、さらに南下し「南禅寺」を越えます。すると…
■ 水路閣

水路閣

水路閣の説明看板
前述した、観光客で賑わっている明治の史跡【水路閣】が悠然と現れます。
そこから更に、水路閣の上の水路に沿って南下します。
■ ポエムの路(水路閣の上の疏水(そすい))
この水「路」は、驚くほど、観光客が通りません。
筆者がおとづれたのは土曜日だったのにも関わらず、すれ違う人も1、2組程度でした。
【水路閣】には寄るものの、こちらのコースは通らないようです。
こんなに素敵なコースなのに。。。

ポエムの路 木製の手書き看板で行き先案内
看板は、上記の写真のとおり手書きな素朴なものでした。そのまま水路に沿って、歩いていきます。
水音と、鳥のさえずりが聞こえてきます。
観光客の喧騒から一気に離れるので、
急に違う地域にでも迷いこんだような…
不思議な感覚になりました。

ポエムの路からの風景
途中、木々の隙間から街並みが遠くに見えます。

ポエムの路
さらに、歩いて行くと…
・蹴上発電所 導水管

蹴上発電所

蹴上発電所導水管
赤茶色の水道管は、これまた、タイムスリップしたような風景。(ジブリに出てきそう…)
(ナウシカかな…ロボット兵?)
この「蹴上発電所」は、この下にある「蹴上インクライン」(琵琶湖疏水を利用した舟運ルートの一部だった傾斜鉄道)と共に、近代化遺産に認定(経済産業省)かつ国の史跡となっているそうです。
その先はさらに開き高台の公園が…。そこには、立派な銅像が立っていました。
・公園「田辺朔郎(さくろう)博士像」
田辺 朔郎は、日本の土木技術者・工学者。琵琶湖疏水や日本初の水力発電所の建設、関門海底トンネルの提言を行うなど、日本の近代土木工学の礎を築いた。(Wikipediaより引用)

田辺 朔郎像
そして、こちらの公園からも市街地が見下ろせます。
Googleマップで投稿写真をタップし見てみると、ここも桜🌸の見事な公園でした!
ここも桜🌸の時期に来れたら、更に最高かも〜

公園からの景色

説明看板
公園をくだると、当時の水運に使われた舟も見られます。

蹴上舟
そして、そこに現れた看板
・京都一周トレイル…???

京都一周トレイル看板
筆者は、ここから向かって右の地下鉄駅に向かいましたが、左側の大神宮橋の先は、
『京都一周トレイル』というハイキングコースになっているようです。

大神宮橋
京都一周トレイル®は、京都の東南、伏見桃山から、比叡山、大原、鞍馬を経て、高雄、嵐山、苔寺に至る全長約83.3キロのコースと、豊かな森林や清流、田園風景に恵まれた京北地域をめぐる全長約48.7キロのコースからなります。
京都一周トレイル®|【京都市公式】京都観光Naviより引用(下記HP)
↓このHPのリンク先から京都一周トレイルコース全体図(PDF)をダウンロードできます。
そして、そこから道路(国道143号)方面に向い参道の鳥居を通ります。
その先には、
■ 蹴上駅(地下鉄東西線)
ここで、本文コースのゴールになります!
お疲れさまでした😊
筆者は、この地下鉄を利用して宿泊先に帰りましたが、
京都はバス路線がはりめぐらされているのでバスでも帰路につけると思います。
(筆者は、銀閣寺に向かう時は、バスを利用しました)
今回は、京都旅で、小一時間くらいのお散歩コースを紹介してみました。
楽しんでいただけたらいいな。
いっしょに、旅気分を味わってもらえたなら、嬉しいです😊
とても気持ちのいい散歩コースなので
(後半ルートは今現在はまだ穴場ですし)
機会があったら訪れてみてください。
それではまたー😊またブログに遊びに来てくださいね〜。
編集後記?おまけのつぶやき…
今回の京都旅は、関西出張を絡めての決行でした。
出張自体めったにないので(しかも関西!)、この機会を大いに利用しようと計画。
前のりで有休の金曜日含め週末から、京都市街地のホテルを拠点に三泊四日の旅にしました。
コソッ(実は、この年(アラフィフ)で恥ずかしいのですが、生まれて初めてのヒトリ旅デビューでした。😅)
初日は、お天気に恵まれ「嵐山」に行くことに。(多分20年ぶり←久しぶりの単位が長い…笑)
ヒトリ旅なので行くところは直前に決める形で、自由な気ままな(行き当たりばったりな)旅に。
〜渡月橋の河原で、持参したアウトドアグッズの小さな椅子に座る。
持ってきたカップでお湯を注ぎコーヒーを飲む。買ったおやつを食べながら。〜
数時間ほど、ただ川を見ながらタソガレてました。
ただそれだけなのですが…
それが、なんだか最高に楽しかったのでした☺️
最近はとみに、そういう時間がシアワセに感じられる体質になりました。(年の功かしらん)
また、周囲の観光客さん達を観察していると…(貴重な平日の観光地のリサーチ?←ただの興味)
今回の旅で、時代的に女性も〈ソロ活動〉がしやすくなってきている気がしました。金曜日の嵐山では、グループではなく1人で行動されている会社員世代の女性が結構いたからです。(見た目に、学生やシニアではない年代)
そして、金曜日は男性の1人活動はほとんど見ませんでしたが、土曜日になると、1人で活動している会社員世代の男性が増えました。傾向として、男性は女性に比べ平日は休みずらいのかもしれません。
今後、休暇をもっと取りやすい時代になって行くのか…など、働き方の社会変化も注目していきたいと思います。時代の変遷にいる人間として興味深いです。今後の変化に期待と希望を込めつつですね。
ではまた😊